【予約方法を紹介】モニュメントバレービューホテル一生に一度は泊まるべき最高の空間

こんにちは!

ラスベガスツアーコーディネーターのマーク(@rasubegasu_)です。

 

当記事はモニュメントバレーにある唯一お部屋から絶景を眺めることができる

ビューホテル(The View Hotel)を紹介します。

 

私はツアーガイドとして多い年では年間30回以上宿泊経験があります。

何度も宿泊経験があることから、他の情報サイトにはない詳しい紹介をしていきます。

 

【重要なお知らせ】

ビュー・ホテルは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年3月4日まで営業を停止しています。
感染状況によっては閉鎖期間が延長する可能性がございます。

またモニュメントバレーも現在ナバホ政府によって閉鎖しており、バレードライブ内は入ることができません。(2020年10月12日)

 



【モニュメントバレー】ビューホテルとは?

  1. 部屋から3つの岩が見えるのはビューホテルだけ
  2. ジョニーデップなど数々のハリウッドスターも宿泊
  3. 部屋数は全部で90。世界中から予約の争奪戦

 

ビューホテルは2008年にオープンしたモニュメントバレー公園内にある唯一の宿泊施設です。

 

部屋からモニュメントバレーの岩を特等席で眺められるということで人気に日が付き現在では最も予約のとれないホテルの一つとなっています。

 

モニュメントバレー自体はユタ州にあり、ラスベガスから片道7時間(休憩なしの場合)もかかります。

 

日帰りの弾丸ツアーも出てますが、強行スケジュールの上、

滞在時間がかなり短くなるため宿泊がおすすめです。

ビューホテルはナバホ政府主導の元作られたため一番ロケーションが良いところに建てられました。

 

当記事では前半にビューホテルの特徴、中間にお部屋の内容(ルームツアー)、最後に詳しい予約方法について説明いたします。

 

1. 部屋から3つの岩が見えるのはビューホテルだけ

左から右にレフトミトン(ウエストミトン)、ライトミトン(イーストミトン)キャメルビュート。

モニュメントバレーの代表的な3つの岩を部屋から眺められるのはビューホテルだけの特権です。

 

また部屋のベランダから岩が真っ赤染まる夕日鑑賞や朝日鑑賞ができるのが大きな魅力です。

レンタカー利用であれば個人でモニュメントバレーの奥地にも探検しやすい距離にあります。

 

2. ジョニーデップなど数々のハリウッドスターも宿泊

モニュメントバレーは昔から数々のハリウッド映画のロケ地になっています。

2008年以降に作られた映画作品では主演俳優や映画監督もビューホテルに寝泊まりし撮影に挑みました。

 

映画ローンレンジャーの撮影では主演のジョニーデップもビューホテルに宿泊したことで知られています。

 

3. 部屋数は全部で90。世界中から予約の争奪戦

ビューホテルの部屋数はわずか90室しかありません。

そのため観光シーズン(春〜秋)は予約の争奪戦になります。

 

くわしい予約方法は当記事の後半で紹介いたします。



ビューホテルお部屋紹介ルームツアー

部屋のカテゴリー金額
1. Premium Star View,$270〜
2. Premium Valley View,$259〜
3. Star View$218〜
4. Valley View$148〜
5. Handicap Access$139〜
6. Full-Driver Room$78〜

 

ビューホテルには大きく分けて6つのカテゴリーの部屋が存在します。

最も一般的でオプショナルツアーの宿泊でも使われるカテゴリーは2〜4です。

金額は冬の時期の最安値で表示しているため、春から夏にかけては上記の金額の1.2〜1.5倍くらいになる部屋もあります。

 

1. プレミアムとは?

プレミアムとはロビーやレストランから適度な距離があり、騒がしくならない位置にある部屋です。

また部屋の位置によって見えやすい岩と、切れてしまってバルコニーに乗り出さないと見づらい部屋があるため

 

プレミアムを選ぶと部屋から岩がしっかり見える場所にあります。

(プレミアムでないと岩が切れているという意味ではなく、あくまでプレミアムは景色が保証されているという意味です。)

 

2. スタービューとバレービューの違い

スタービューは3階(ビューホテルの最上階)にある部屋で屋根がないためバルコニーから身体を乗り出さなくても

美しい夜空を観ることができます。

バレービューはスタービュー以外の1階、2階の部屋のことです。

 

3. ハンディキャップルーム

どれもロビーから一番近い場所にある部屋です。

バスルームには段差やバスタブがありません。

 

4. フルドライバールーム

景色とは真逆の方向にある部屋で室内はとても狭いです。

旅行会社のツアーガイドやドライバーが宿泊する部屋となっており、一般観光客用ではありません。

 

WiFi(無料)冷暖房エアコン
冷蔵庫電子レンジ
スリッパティッシュペーパー
タオルシャンプー&コンディショナー
ワイン・クーラードライヤー
バスタブカミソリ
歯ブラシ歯磨き粉
ハンドソープボディソープ
セキュリティーボックスコーヒーメーカー
湯沸かしポットテレビ

 

今回は最も部屋数が多い、スタンダードな部屋2 クイーンベッドルームについて詳しく紹介します。

部屋の設備やアメニティは↑上記の通りです。

 

ラスベガスのホテルとは違い、ちゃんと冷蔵庫と電子レンジがあります。

 

アメニティに関しては日本のホテルと違い必要最低限のものしかありません。

スリッパも基本土足のアメリカなのでありません。

 

気になる方はサンダルやスリッパを持参されると良いです。

 

部屋の最大の魅力は景色

これは日の出の一時間半前からタイムラプスモードで撮影したものです。

ホテルの展望デッキに行かず、部屋のベランダから撮影したものになります。

 

ビューホテルに泊まれる人のみの特権です。

朝はコーヒーを飲みながらゆっくりと贅沢な時間を過ごすことができます。

 

気になる客室は広々としていて、寝具はナバホ族の伝統的なデザインが施されています。

 

ベッドの横にはデスクがあり、食事やデスクワークもできます。

無料のWiFiも動画がストレスフリーで見れるほどスピードが速いです。

 

バスルームにはタオルが完備されています。

Accessible Roomを除く通常の部屋にはすべてバスタブがついています。

周辺は砂漠地帯で水不足ですが、私の経験上、過去にお湯や水が出なくなったことは一度もありません。

 

シャンプー、コンディショナー、保湿用ローション、

石鹸(手洗い用、ボディ用)、ティッシュペーパーが完備されています。

 

部屋には40インチテレビ。電子レンジ。冷蔵庫。

コーヒーメーカー。ラスベガスのホテルと比べると全部揃っているのでありがたいです。

写真では切れてしまいましたが、右はじにセキュリティボックスがあります。

 

部屋ではドリップタイプのスタバコーヒーとお茶も無料で飲めます。

ドリンクカップにもしっかりスタバのロゴがプリントされています。

 

このスタバカップ(紙コップ)はショートサイズです。

注意点は湯沸かしポットはないため、カップラーメンを食べる時はアメリカ式に電子レンジを使用しなくてはいけません。

 

アメリカでは水を注いだあと、電子レンジで温めてカップラーメンを食べます。



ビューホテル館内施設紹介

5段階評価
1. ロビー★★★★☆
2. レストラン★☆☆☆☆
3. 売店★★☆☆☆
4. みやげ物屋★★★★★
5. フィットネスルーム★☆☆☆☆

 

1. ロビー ★★★★☆

ロビーもナバホ族の文化を取り入れたデザインで統一され、

大きな窓からはモニュメントバレーの岩を一望できます。WiFiも十分繋がります

 

いたるところに芸術作品が展示されています。

モニュメントバレーでは沢山の西部劇映画が撮影されたことから、勇ましいカウボーイの銅像があります。

 

暖炉のある柱。なんだか奇妙な人形がズラリ。これはカチーナ人形といいます。

 

ネイティブアメリカンにとって精霊にあたる神聖なものです。

 

カチーナ人形の中にローンレンジャーのトント(ジョニーデップ)そっくりのものがあります!

 

そうです。ローンレンジャーのトントはカチーナ人形にインスパイアされています。

 

 

2. レストラン ★☆☆☆☆

  • ナバホ伝統料理がメインメニューのレストラン
  • 1月15日から3月1日まで宿泊者は朝食が無料(ただしクオリティは高くない)

     

    ビューホテル2Fにレストランがあります。

    周辺に他のレストランやコンビニはないので宿泊者は唯一の食事処です。

     

    このレストランの名物はナバホタコ

    ナバホ伝統の料理です。一見ピザやメキシカン料理にも似ています。

     

    揚げパンにひき肉、豆、トマト、レタス、チーズ、玉ねぎがトッピングされています。

    クリームチーズやサルサソースをかけて食べます。

     

    味は非常にシンプル。

    美味しいのでまた食べたいとは正直ならないですが、

    他のエリアでは食べれないナバホ郷土料理です。

     

    写真では伝わりづらいですが、かなり大きなサイズです。

    ミニサイズもありますのでそちらを頼むといいです。

    食べ物のクオリティは決して高くないですが、窓際の席から見える景色は絶景です。

     

    ▽アメリカ版食べログ”yelp”でビューホテルレストランのメニューが見れます。

    https://www.yelp.com/biz/the-view-restaurant-monument-valley

     

    3. 売店 ★★☆☆☆

     

    2Fレストランの隣には売店があります。

    売店と言っても飲み物とアイス、サンドイッチしかありません。(お菓子は売ってません)

     

    ちなみに売店にはビールなどのアルコールはおいていません。

     

    ナバホ居留区であるモニュメントバレーはお酒の販売がナバホネーションの法律で禁止されています。

    ですが、お部屋から素晴らしい景色とともにワインやビールを飲みたい方も多いと思います。

     

    そんな時はナバホ居留区外でお酒を購入し、持ち込めばOKです。

    グランドキャニオンウエストのワラパイ族居留区とは違い、ナバホ族居留区では飲酒はOK、販売はNGです。

     

    従いまして外から持ち込んだお酒を部屋で飲む分には誰も何も文句は言いません。

    モニュメントバレー周辺ははすでにナバホ居留区内のため、個人でレンタカー旅の場合はラスベガスか道中のコンビニで購入しておきましょう。

     

    最後にホテルフロントには栓抜きが1つしかなく、使用中のこともあるため栓抜きも持参するとバッチリです。

    周りにお店がなく、価格競争もないため商品の値段も割高。お菓子やおつまみも他で買ってきた方が良さそう♫

    4. みやげ物屋 ★★★★★

    ホテルの2Fには非常に広いスペースに土産物屋があります。

    レストランよりも広くとっています。

     

    Tシャツやマグカップなどどこにでもあるお土産から、

    シルバーアクセサリーや弓矢などの本格的なものまで多岐にわたります。

     

    なかには一つ数十万円する手作りの巨大ラグまで取り揃えています。

    宿泊者にはルームキーと同時に割引チケットがもらえることがあるため、まずはチェックイン後に確認してから買い物しましょう。

     

    5. フィットネスルーム ★☆☆☆☆

    フィットネスルームは2F、宿泊エリアにあります。

    主に有酸素運動系の器具しかなく、ウエイト系の器具はゼロです。

     

    アメリカのホテルにしては残念なレベルです。

    日中は窓からグレイウィスカーズ(モニュメントバレーの岩)が見えます。



    【モニュメントバレー】ザ・ビューホテル予約方法

    公式サイト予約可能
    Hotels.com数量限定
    Booking.com取り扱いなし
    エクスペディア取り扱いなし
    トラベルコ取り扱いなし
    トリバゴ取り扱いなし
    agoda数量限定

     

    公式サイトでの予約

    • いかなる場合でもキャンセル料10%が発生
    • 45日以内にキャンセルしなかった場合予約額の25%キャンセル料発生
    • 予約当日の72時間前にキャンセルしなかった場合キャンセル不可、全額請求。
    • 連泊する場合は1日目の金額を全額請求

       

      ビューホテルを予約するなら公式サイトほぼ一択です。

      部屋の空き状況がしっかり確認できます。

       

      ただし、すべて英語での予約とキャンセルポリシーが厳しいため、スケジュールに融通が効かない点に注意が必要です。

      とくにGWやお盆のシーズンは部屋が一瞬で売り切れるため1年前から予約画面をチェックする必要があります。

       

      11月から12月の冬場は予約が取りやすいですが、天気が崩れることが多く、

      最悪雪で何も見えないことがあるためなるべく春から9月までの予約がおすすめです。

       

      ▽ビューホテル公式予約サイトはこちら

      https://monumentvalleyview.com

       

      ホテル.comとagoda(アゴダ)

       

      • キャンセル料は運営サイト側ではなし
      • そもそも予約が難しい

         

        ビューホテルはホテル予約サイトのHotels.comagodaでも部屋の掲載をしています。

        ですが、実際は検索してもいつも売り切れ状態のため、ページが出てきません。

         

        また出てきたとしても残り部屋数が少ないためか、「公式サイトで確認してください。」という表示が出てきます。

        私自身何度も上記2サイトで予約を試みましたがまるで駄目でした。

         

        時期やタイミングによる可能性もあるため、どうしても予約したい方は根気よく予約に取り組む必要があります。

         

        ビューホテルに宿泊できるツアー

        個人ではなかなか予約が難しいビューホテル。

        特にGWやお盆の時期は一年前から予約画面とにらめっこしていないと部屋をおさえることができないことも。

         

        そこまで予約に時間がさけないという方はビューホテル宿泊確約ツアーがおすすめです。

        日本のツアー会社があらかじめビューホテルを予約してあるため、ツアーの座席が埋まらない限りビューホテルに宿泊できます。

         

        ビューホテル宿泊確約ツアーでは催行する旅行会社のオフィススタッフが昨年の予約データや直近の予約動向をもとに毎日予約画面とにらめっこし、

        お客さんの参加を見込んでビューホテルの部屋をガンガン購入(予約)しています。

         

        GWやお盆などの繁忙期の参加でも半年前くらいからツアーに申し込んでおけば高確率でビューホテルに宿泊できます。

        (基本的に予約時にビューホテルに宿泊できるか結果が通知されます。)

         

        ツアー申し込みが直前になってしまった場合は完全に運任せです。

        直近で他のお客さんの急なキャンセルが出た場合のみビューホテルの部屋を獲得できます。

         

        ビューホテルに宿泊できるおすすめツアー

        ▽ビューホテル宿泊目的ならこのツアーで決まり!

        西部アメリカ4大絶景

        • モニュメントバレー
        • アンテロープキャニオン
        • グランドキャニオン
        • ホースシューベンド

        を1泊2日で巡る濃密なツアー

        >>1泊2日ツアーの詳細を見てみる

         

        ビューホテルはわずか90部屋しかないため、ビューホテル宿泊確約ツアーも限られています。

        1番参加しやすいツアーは↑上記の1泊2日ツアーです。

         

        モニュメントバレーだけでなく、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、ホースシューベンドなどの人気スポットにも案内してくれます。

        ビューホテル宿泊だけで、250〜300ドル前後するためツアー代は実はリーズナブルです。

         

        ▽ビューホテルに泊まりながら更にセドナにも観光するデラックスツアー

        • 西部アメリカ4大絶景+セドナの欲張りなツアー
        • ビューホテルだけでなくパワースポットセドナにも宿泊できる

        >>2泊3日ツアーの詳細を見てみる

         

        ビューホテルに宿泊できる2泊3日ツアー

        モニュメントバレー、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、ホースシューベンドに加えセドナにも観光するツアーです。

        2泊3日のうち1泊はグランドキャニオンに宿泊するため、1泊2日では味わえないグランドキャニオンの朝日&夕日を堪能できます。

         

        【モニュメントバレー】ザ・ビューホテル予約方法まとめ

        ビューホテルまとめ

        1. ビューホテルはモニュメントバレーで最高のホテル
        2. ビール・ワインは事前に購入しておく
        3. 予約が難しい場合、ツアーに参加して宿泊する

           

          いかがでしたか?

          モニュメントバレーに行くなら是非泊まっていただきたいビューホテル。

           

          予約は簡単ではありませんが、早めの行動で予約成功確率はグッと高まります。

          もし個人で予約は大変だと感じたら日本のツアーに参加することも検討されると間違いありません。

           

          こちらの記事も読まれています

          スポンサーリンク