【100回以上観光したガイドが伝授】グランドキャニオン服装のすべて〜春夏秋冬〜

こんにちは!

ラスベガス在住のマーク(@rasubegasu_)です。

 

私は現地ガイドとして多い年は年間100回以上、グランドキャニオンを訪れたことがあります。

当記事は様々なお客様を案内した経験から服装についてご紹介します。

 



グランドキャニオンの気候と基本的な服装

<グランドキャニオン・サウスリム年間気温>

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温7℃8℃12℃16℃22℃28℃30℃28℃24℃18℃11℃7℃
最低気温-8℃-7℃-4℃-2℃2℃6℃10℃10℃6℃1℃-4℃-8℃

(↑横にスライドできます。)

 

グランドキャニオン(サウスリム)は標高が高く、富士山の5合目の高さに相当します。

そのため昨今流行りの日帰り弾丸ツアーの中でもっとも気温が低い観光地がグランドキャニオンです。

 

ラスベガスから出発した場合、夏でも冬でもかなりの気温差があります。

 

ラスベガスと比較し真夏の場合グランドキャニオンは快適ですが、真冬は非常に寒く雪が残っていることもしばしば。

仮にグランドキャニオンでの観光時間が短くてもしっかりと防寒対策をしておきましょう。

 

グランドキャニオンおすすめの服装

グランドキャニオンはアメリカの国立公園に制定されており、誰でも観光しやすい環境が整っています。

リムトレイルを下って行く本格的なトレッキングをしない限り、ラフな格好でもさほど支障なく観光することができます。

 

崖の先端近くで写真を撮りたい方は言うまでもなく履き慣れた靴の着用がオススメです。

サンダルやヒールの高い靴は安全のためグランドキャニオン観光では控えましょう。

 

グランドキャニオン朝日・夕日鑑賞時の気温と服装

 

グランドキャニオンが最も美しい時間、朝日・夕日鑑賞を目的とする方も多いと思います。

特に朝日鑑賞は日の出前から待機するため、寒さとの勝負です。

 

真夏以外のすべてのシーズンでは上着が必須です。

冬の時期は-10℃から-20℃まで下がる日も珍しくありません。

 

-10℃以下の場合、対策しても寒い感覚は変わりませんので

苦手な方は無理に冬は観光せず時期を変える選択肢もありです。

 

私の場合、ブーツ、マフラー、手袋、ニット帽、耳あて、マスクできる限りの寒さ対策をして朝日に挑みます。

日の出前までは辛抱ですが、一度日が昇ると太陽光のおかげで一気に暖かくなります。

グランドキャニオン内のロッジに宿泊している方は寒さ対策で部屋から毛布をもってくる方も多かったです。

荷物がかさばるので人によっては寒さ対策が不十分になってしまう方もいらっしゃいます。

 

ちなみに朝日鑑賞後ですが、まだグランドキャニオン内は早朝で施設が開いていないため

暖をとるための場所はありません。

 

レンタカーやツアー車、宿泊している部屋でしか暖をとることができませんので無理は禁物です。

 

グランドキャニオンリムトレイル服装と注意点

グランドキャニオンのリムトレイルくだりに挑戦する方は頂上とふもとコロラド川周辺の気温差に注意が必要です。

特に夏の場合、下に降りれば降りるほど気温が高くなります。

 

下っている最中は水道や売店などはないため、頂上で準備した水筒の水が頼りになります。

夏は最低でも1人あたり1ガロン、約4リットルの水を持ってくようにいわれており、暑さと脱水症状で毎年亡くなってしまう方が後を絶ちません。

 

崖から転落死してしまう方よりも圧倒的に熱中症などで亡くなる方が多いのがグランドキャニオンです。

水だけでなく、栄養補助食から登山、キャンプ道具などはグランドキャニオン頂上周辺のスーパーで現地調達することができます。

 

グランドキャニオン春の服装(4月〜5月)

4月5月
最高気温16℃22℃
最低気温-2℃2℃

 

4月、5月は暖かくなりつつも気温が不安定な時期でもあります。

過去にはGWでも雪が降ることもありました。

 

天気予報で雨の可能性が高い場合は雪に変わることもあります。

十分な寒さ対策が必要です。

 

グランドキャニオン夏の服装(6月〜9月)

6月7月8月9月
最高気温28℃30℃28℃24℃
最低気温6℃10℃10℃6℃

 

夏はもっとも快適な季節です。

 

昨今異常気象のせいか、最高気温が高くなってはいますが、

ほとんどの観光客が40℃近いラスベガスから訪れるため気温差であまりグランドキャニオンは暑く感じません。

 

さらに乾燥しているため、日陰に入れば快適です。

朝日鑑賞は日によって肌寒いかもしれませんが薄手の上着があれば十分対策可能です。

 

夕日鑑賞はまったくといっていいほど寒くはなく、半袖短パンでも過ごせます。

日中は紫外線が強いためサングラス、日焼け止めの対策は必要になります。

 

グランドキャニオン秋の服装(10〜11月)

10月11月
最高気温18℃11℃
最低気温1℃-4℃

 

日中は快適ですが、朝晩急に冷え込む季節です。

11月は冬の服装で出かけるのがオススメです。

 

11月までは例年雪が積もることはほとんどありません。

グランドキャニオン冬の服装(12月〜3月)

12月1月2月3月
最高気温7℃7℃8℃16℃
最低気温-8℃-8℃-7℃-2℃

 

冬のグランドキャニオンはできる限りの防寒対策がオススメです。

 

日中、午後のみの日帰りであればダウンジャケット程度でも大丈夫ですが、

夕日、朝日鑑賞をする場合は前述した通り、ブーツ、手袋、マフラー、耳あて、マスクなどが重宝します。

 

特にじっと動かず景色を眺めていることが多くなるため足元から冷えます。

スニーカーの場合長期戦になればなるほど寒さで感覚がなくなることもしばしばです。

 

冬の時期は標高1500mくらいを境に急に雪が増えます。

天候が悪い場合、グランドキャニオン到着付近から雪に変わることも多くなる季節です。

 

グランドキャニオン冬は大雪に注意。突然閉鎖される!?

グランドキャニオン服装まとめ

グランドキャニオン(サウスリム)は環境が整っているためラフな格好でも観光できるのが大きなメリットです。

他の公園と比べ一番オシャレしやすい環境でもあります。

 

そのためか夏のハイシーズンではラスベガスからそのままパーティードレスで観光しに来る女性グループや

普段自然に興味がなさそうなパンクバンドマンが訪れたり、他の自然公園では遭遇しないタイプの方も観光にやってきます。

 

標高が2000mと高いため、夏以外の時期は朝晩の寒さ対策だけ特にお気をつけください。

 

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