【100回以上観光したガイドが伝授】アンテロープキャニオン服装のすべて〜春夏秋冬〜

こんにちは!

ラスベガス在住のマーク(@rasubegasu_)です。

 

私は現地ガイドとして100回以上、オールシーズン観光した経験がございます。

様々なお客様を案内した経験から服装についてご紹介します。



アンテロープキャニオンの気候と基本的な服装

<アリゾナ州ペイジ 年間気温>

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温7℃9℃14℃23℃29℃36℃36℃35℃32℃24℃13℃7℃
最低気温-1℃0℃4℃10℃15℃22℃23℃23℃20℃12℃4℃0℃

(↑横にスライドできます。)

 

アンテロープキャニオンはアリゾナ州ページ(Page Arizona)という街の周辺にあります。

真夏は40度近く、冬は5度以下まで冷え込むところです。

 

また砂漠地帯なので非常に乾燥し、強風で細かい砂がたくさん飛んできます。

アンテロープキャニオンおすすめの服装

基本的な服装のイメージは登山やハイキングに行く格好をしていれば何ら問題ありません。

 

ですが、観光中そこまでハードな運動はしませんので、夏は短パンにTシャツという方がほとんどです。

靴だけ必ず履き慣れたものを選んでもらい、階段の上り下りがあるロウワーアンテロープでは短いスカートは不向きです。



アウター

現地は砂漠地帯ですが、秋から冬は気温が低いため上着が必要です。

洞窟の中は太陽の光が届かず、外気温よりも寒くなる傾向にあります。

 

観光中、細い岩の間を通り抜けるため厚手のジャケットは服を傷つけたり、砂で汚れます。

ユニクロのウルトラライトダウンのような薄手で身動きが取りやすい上着がおすすめです。

 

ボトムス

ロウワーアンテロープキャニオンでは階段の上り下りが多いため

短いスカートでなければOKです。

 

観光中、狭い岩を通り抜けますが岩の表面は鉄砲水によって滑らかになっていますので

短パンで素足を傷つけたということにはなりません。

 

 

シューズ

足元はサンダルやヒールの高い靴でなければなんでもOKです。

(インスタグラムでサンダルを履いて観光している人がいますが、基本ルールはNGです。)

 

ただし、砂漠の上を歩くため細かい砂が靴の中にびっしり入り込みます。

砂の混入を防ぎたい方はくるぶしまでしっかり隠すスニーカーやブーツ、トレッキングシューズがおすすめです。

 

その他 便利なもの

  1. ウエットティッシュ
  2. 帽子
  3. サングラス
  4. 手袋
  5. バンダナ・スカーフ

ウェットティッシュは絶対に持っていくことを強くおすすめします!

その理由はアンテロープキャニオン、ロウワー、アッパーともに水道がないからです。

 

手や顔、足が砂だらけになっても水で洗い流すことができません。

またお手洗い後も最悪手を洗うことができないです。(場所によってはサニタイザーが設置されています。)

 

 

帽子は熱中症対策だけでなく砂よけや頭部を守ることにつながります。

洞窟内では風が吹いた場合、砂が頭上から降ってくることがあります。

 

細かいアンテロープの砂が頭や耳の周りに付着するのを防ぎます。

また高さが低い岩をくぐり抜けるため万が一頭をぶつけても帽子が守ってくれます。

 

帽子はオールシーズン有効です。

 

東京の2倍以上紫外線が強い現地ではサングラスが便利です。

ロウワーの場合、洞窟に入る手前まで影のない砂漠の上をひたすら歩きます。

 

アッパーの場合はジープで移動中、紫外線だけでなく目への砂よけにもなります。

注意点は洞窟内ではサングラスが不要なため、落としてなくしてしまう方もいます。

 

手袋は真冬のシーズンのロウワーで役に立ちます。

ロウワーでは両手を使った上り下りが頻発します。

 

ただでさえ寒い観光中に氷のように凍った鉄の手すりを掴み続けるのは結構辛いです。

備えあれば憂いなし。ちょっとした準備で少しでも不快な思いを軽減できます。

 

最後にバンダナ・スカーフです。

これはアッパーキャニオン、ジープでの移動時に役に立ちます。

 

砂埃が激しく舞うことがあるため、鼻や口を砂埃から守ります。

また洞窟内は砂が多く舞っており、現地ナバホ族ガイドは砂を大量に吸い込まないように常時バンダナやスカーフを口に巻いている方も多いです。

 

個人差はあると思いますが、気になる方は持っていって損はありません。

 

アンテロープキャニオン持っていってはいけないもの

アンテロープ持ち込み禁止品一覧

  1. バッグ類
  2. 自撮り棒
  3. 三脚&一脚
  4. アクションカメラ
  5. ドローン
  6. サンダル&ハイヒール
  7. 日傘

 

アンテロープキャニオンアッパー&ロウワーともに上記のものは

持ち込みや使用が禁止されています。

 

バッグ類が持っていけない理由は岩に擦れて傷がつくからです。

また渓谷内で貴重品が紛失したりした場合、捜索が難しく会社と観光客の間のトラブルをなくすためでもあります。

 



最後に日本人の感覚からすれば理解しがたいですが、担当するナバホガイドによっても

対応が違うことがあります。

 

ガイドによっては禁止されているものを持ち込んでもOKだったり、

反対にルールをしっかり守るよう注意する真面目なガイドもいます。

 

アンテロープキャニオン春の服装(4月〜5月)

 

4月5月
最高気温23℃29℃
最低気温10℃15℃

 

春はすでに日本(東京)と比べあたたかく、薄手の上着があれば問題なしです。

天気が良ければ直射日光が強いため気温よりも体感温度はあたたかくなります。

 

アンテロープキャニオン夏の服装(6月〜9月)

6月7月8月9月
最高気温36℃36℃ 35℃ 32℃
最低気温22℃23℃ 23℃ 20℃

 

真夏は気温が高く、非常に乾燥しています。

乾燥が激しいため暑くても日本のようにTシャツが背中にへばりつくような汗は出ません。

 

日焼け止めをしっかり塗り、帽子、サングラスを着用することをオススメします。

 

アンテロープキャニオン秋の服装(10〜11月)

10月11月
最高気温24℃13℃
最低気温12℃4℃

 

10月は暑さも一段落し観光しやすい季節です。

またアンテロープが苦手な雨もほとんど振りません。

 

11月からは急に冷え込み、曇りも多くなるため↑写真のように薄手の上着が必要になります。

 

アンテロープキャニオン冬の服装(12月〜3月)

https://www.instagram.com/p/B6b571bnlg5/?utm_source=ig_web_copy_link

12月1月2月3月
最高気温7℃7℃9℃14℃
最低気温0℃-1℃0℃4℃

 

冬は晴れていても太陽が上空の高い位置に登らないため渓谷内は冷え切ったままで非常に寒いです。

暖かくて動きやすいジャケット、ニット帽、手袋が必要です。

 

足元は砂対策も兼ねてブーツなど足首をしっかり覆うものがベストです。

 

アンテロープキャニオン服装は白がおすすめ!

 

アンテロープキャニオンでは白いTシャツやシューズがおすすめです。

白は写真映えになり、暗い渓谷内でもレフ板の役目を果たし顔を明るくしてくれます。

 

服の好みは人それぞれですが、全身暗い色や渓谷の色に近いベージュ色は岩と重なってしまい写真がボケやすいです。

服装選びに困ったらぜひ白色の服を試してみてください。

 

アンテロープキャニオン服装まとめ

いかがでしたでしょうか?

当記事は服選びの参考にインスタグラムを掲載させていただきました。

 

外国人の服装の投稿はあまり参考にならないこともあるため(真冬なのにTシャツなど)

日本人、アジア人の投稿をチェックしていただけると具体的なイメージが湧きやすいです。

 

アンテロープは気軽に観光できる反面、しっかり準備しておくと不快な体験を回避できます。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

▽レンタルWiFi選びにお困りの方、大自然でもつながるレンタルWiFiはUSデータがオススメです!

詳しくは以下の記事を読んでみてください。

アメリカwifiレンタル比較!1番オトクな選び方【ラスベガス】

 
 
 
アメリカ・ラスベガスでおすすめのレンタルwifi
 
コスパで選ぶのなら「USデータ」がおすすめ!
  • 4G回線が業界最安の930円
  • データが完全無制限

>>「USデータ」を覗いてみる

 

 

こちらの記事も読まれています

 

 

スポンサーリンク