【セリグマン観光】ランチは”スノーキャップ”がオススメ50年代のハンバーガーが食べれるお店

こんにちは。マーク(@rasubegasu_)です。

 

今回はアメリカ50〜60年代の雰囲気ただようセリグマンから

街一番のファストフード店”スノーキャップ(SnowCap)”を紹介します。

 

 



ルート66とセリグマンについて

 

 

「そもそもルート66って何?」

どこかでワードや看板を目にしたことがある人もはっきり説明出来る方は少ないのではないでしょうか?

 

ルート66=1926年に誕生した東西に伸びる長距離道路

 

古き良きアメリカ文化の象徴、数々の人気映画が撮影され世界的に有名な道路です。

東はシカゴから西はサンタモニカまでは結び、全長は約3800km。

日本列島(約3300km)がすっぽり入ってしまう広大な道です。

 

 

Route66

 

ですが後の1984年州間高速道路40号(I-40)が完成し、この新しい道路のせいでルート66は廃線へと追い込まれます。

セリグマンに住むエンゼル・デルガディーロ氏(Angel Delgaillo)がルート66と自分の街はを守るため私財を投げ売ってルート66保存協会を設立。

 

エンゼルさんの職業は床屋さん。御年91歳の今でもお元気。(1927年生まれ)

 

ルート66の看板の設置や熱心な署名活動を長年に渡り認められ1990年にルート66の保存が決定しました

今では米国内だけでなく世界中からルート66ファンが訪れる一大観光地になったセリグマン。

 

これはすべてエンゼルさんの長年の苦労のおかげなのです。

 

 

 

 

エンゼルさんの今は亡き兄貴がはじめた”伝説のお店”

 

 

スノーキャップはもともとエンゼルさんのお兄さん(ホアン)さんが始めたお店。

当時アメリカではファストフードが大流行しました。

 

その理由は旅人が移動中でもカンタンに食事を済ませたいというニーズが出てきたからです。

そのさなかセリグマンの街でもホアンさんがスノーキャップのお店をはじめました。(当時はフランチャイズ。後にお店を買い取ります。)

 

 

一度見たら忘れないインパクト大の派手な外装

 

 

スノーキャップはハンバーガーやソフトクリームを提供するいわゆる”どこにでも”あるお店。

ですが、外装やら内装はド派手。これはオーナーだったホアンさんのアイデア。

 

お店の厨房までド派手。遊び心満載です。

 

 

「せっかくセリグマンに来たのだから、少しでも長く楽しんでいってほしい。」

というホアンさんなりの旅人へのおもてなしなのです。

 

スノーキャップが伝説なワケ〜ディズニー映画「カーズ」誕生秘話〜

 

 

ディズニー・ピクサーの大ヒット映画シリーズの「カーズ」。

実は監督のジョン・ラセターが旅行でセリグマンを訪れた際に廃車のクラシックカーを見つけたことが映画誕生のきっかけだそうです。

 

 

 

 

カーズ誕生のモデルになった車たちがスノーキャップの庭に沢山並べられています。

もともとはお金のない時代に宣伝が代わりに使っていたそうです。

 

廃車になったクラシックカーのフロントガラスに目玉を書くと多くの人の視線が集まります。

そして車のボディに書いてあるレストランなどの看板を見てお店に足を運んでもらっていたそうです。

 

当初は”カーズ”ではなく、”ルート66”という仮タイトルがあったそうです。

 

 

親父ギャグ・アメリカンジョーク満載のスノーキャップメニュー

 

 

「今回はだいぶ前フリが長くなりましたが、いよいよ本題です。」

「まちくたびれて、おなかがペコペコだよ〜。」

 

一筋縄ではいかない?ひとクセもふたクセもあるスノーキャップの接客

 

 

スノーキャップは故ホアンさんの意思を受け継ぎくだらないアメリカンジョークを交えた接客をします。

まず、ハンバーガー編なのですが、BURGERSの下に「もしあなたがラッキーであればお肉が入ってます。

と書いてます。

 

 

ハンバーガー頼んだのに”肉”が入ってない?そんなイタズラがあなたの注文時に発生するかもしれません。

またチーズバーガーのとなりにw/cheese(with チーズ)。これもチーズバーガーを注文するのに、店員から「チーズはいりますか?」

とワケのわからない質問をされることがあります。

 

 

「毎回ジョークを言うわけではないですが、店員の機嫌がいい時はどんなに混んでてもお構いなし!」

 

 

 

お次はホットドック。

「ボブドックとジョンドックの違いはなんですか?」

この質問ツアーガイドしているとよく言われました。

 

これシモネタなんです。

短くて太いのがいいか、長くて細いのがいいか

もうわかりましたよね?

 

ボブとジョンはホアンさんの息子さんなんです。残念ながらボブさんは既に亡くなられています。

今は弟のジョンさんがオーナーです。

 

ジョンさんはフレンドリーな方で日本人とわかると「オハヨー」といってくれます。

 

 

 

 

 

最後にドリンクです。

 

まず、サイズからなのですが、スモール、ミディアム、ラージ。

アメリカのサイズ感に驚いて日本人のゲストはスモールを選ぶ方が多いです。

 

 

ですが、スノーキャップのスモールは本当にちっちゃい!

 

 

 

「これもジョークなのであとでちゃんとしたスモールサイズをもらえますのでご安心を。」

 

勘違いシリーズで「Route66 Root Beer」

これはビールではなくルートビアというソーダです。

 

 

日本ではそもそもルートビアの流通が少ないです。

はじめての方はパスしたほうがいいです。カンタンに説明するとシップの香りのする黒いソーダです。

 

 

「ルートビア、ハマる人はハマるよね〜。」

 

 

そしてグランドキャニオンビール。

これはこのあたりでしか飲めないレアなビールです。まさにお土産にピッタリ。

グランドキャニオンにも売ってますが、売り切れてることもあるので気になる方はスノーキャップで飲むのをおすすめします!

 

「セリグマンはグランドキャニオン・サウスリムやセドナの道中にある街です。

 ぜひ街によった際は30分だけでもいいのスノーキャップに行ってみてください。」

 

「お店ではケチャップをかけられたり、ここでは紹介しきれないイタズラやジョークがたくさんあるよ。」

 

 

<注意>

スノーキャップのメニュー表の価格は2018年版です。

毎年少しずつ値上がりしますのでご注意ください。

 

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以下の記事ではアメリカで失敗しないレンタルWiFiの選び方を紹介しています。

アメリカwifiレンタル比較!1番オトクな選び方【ラスベガス】

 

 
 
 
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