こんにちは!
ラスベガス在住のマーク(@rasubegasu_)です。
「ラスベガスのベストシーズンはいつなのか?」
ツアーガイドの立場から、4年以上住んだ立場から紹介します。
「暑いのは苦手。快適な時期にラスベガス旅行をしたい。」
「グランドキャニオンが綺麗に見える時期はいつ?」
目次
【ラスベガスベストシーズン】米国カレンダーとラスベガス主なイベント
アメリカの祝日 | ラスベガス・イベント | |
1月 | ★元旦 マーティン・ルーサー・キング・デー(第三月曜日) | CES(毎年上旬) |
2月 | プレジデント・デー(第三月曜日) | |
3月 | ||
4月 | ||
5月 | メモリアル・デー(最終月曜日) | EDC(3日間) |
6月 | ||
7月 | ★独立記念日(7/4) | |
8月 | ||
9月 | ★レイバー・デー(第一月曜日) | |
10月 | コロンブス・デー(第二月曜日) | |
11月 | ベテランズ・デー(11/11) ★サンクスギビング(第四木曜日) | ラスベガスマラソン(2日間) |
12月 | ★クリスマス(12/25) |
観光地の混雑や、ホテル宿泊料の高騰の影響が考えられるスケジュールカレンダーです。
左側にアメリカの祝日、右側に観光客にも影響するラスベガスのイベントです。
まずアメリカの祝日に関して全部で10日間あるのですが、米国人がすべて休みをとるわけではありません。
労働者の50%以上が休む日に★をつけています。
「アメリカ人って休むイメージが強いけど、祝日は年間10日、実際は5日。世界でもすごく働く方なんだよね。」
「日本の祝日は17日間で実は世界最多なんです。」
航空券の価格
航空券が安い時期 2月、6月、7月上旬、9月。 |
まず日本からラスベガスへ来られる方は上記のカレンダーによって価格が大きく変わることは少ないです。
例年、日本からラスベガスまでの航空券が安い時期は2月、6月、7月上旬、9月です。
アメリカ在住で他州から飛行機を使ってラスベガスに来られる方はもろに影響を受けますのでスケジュールを把握しておいて損はありません。
ちなみに車を運転してラスベガスに来られる方は冬場の方がガソリンが安いです。
ホテル宿泊代
ホテル宿泊代はイベントカレンダーを確認する必要があります。
完全に大型イベントに重なると部屋事態が全くないことや料金が通常相場の10倍以上になるホテルも出てきます。
日本のGWやお盆休みに時期にラスベガスのホテルが高騰する影響は少ないです。
https://rasubegasu.com/2019/10/22/hotels/
ラスベガスベストシーズン
ここでは各月ごとにラスベガス(市内)観光とグランドサークル(郊外)の大自然観光の特徴を紹介します。
ラスベガス観光の場合、ほとんど室内のため、あまり関係はないかもしれませんが、グランドキャニオンなどに行かれる方は要チェックの項目です。
1月
ラスベガスは一年で最も寒い時期にあたります。
ですが、晴れの日が多く最高気温も15℃まで上がるため東京と比べると寒さは厳しくありません。
ホテルを予約する際の注意点はCESに重ならないようにすることです。
CESが行われる4日間は世界中からビジネスマンが来るためホテル宿泊料が高騰します。
また大自然観光は雪に覆われ、グランドキャニオンなどにはたどりくことが難しいという日が出てくる可能性が高まる時期でもあります。
2月
特に大きなイベントがなく、宿泊費用&航空券が安い時期です。
卒業旅行生が多く、大自然観光のツアーは大型バスになることが多いです。
大自然観光は雨や雪のリスクがありますが、大自然観光の旅先の宿泊費も安くなるため、宿泊ツアーに参加しやすい時期です。
3月
ラスベガスはまだ寒さが残りますが、東京と比べ温かい日が多いです。
大自然観光はいまだ雪のリスクもあり、運任せです。
中旬まで卒業旅行生が多い時期です。
下旬からアンテロープキャニオンアッパーには徐々に光が入ってきます。
4月
ラスベガス市内観光においてはベストシーズンです。
アンテロープキャニオン&モニュメントバレーにおいては雪が振らなくなります。
ベストな状態で観光ができます。
5月
ラスベガスでは真夏の格好がちょうどいい季節になります。
気温は最高気温で30℃まであがることがあります。湿度が低いため汗をかくことがなく快適です。
各ホテルは5月頃から本格的に冷房を強くするのでカジノやレストランでは一枚上着があったほうがいいです。
グランドキャニオンでの気温も日中18度以上になり、快適に過ごすことができます。
毎年5月にCES(3日間)が行われるため、該当期間はホテル代が高くなるので注意が必要です。
(基本的にCESは若者参加率が高いため、安いホテルの料金の価格が上がりやすいです。)
6月
ラスベガスは夏を迎えます。気温が40℃を超える日が出てきます。
日本との気温差が大きいため体感で最も暑く感じる時期です。
大自然観光は標高が高いため、涼しく快適な気温です。
アンテロープキャニオンはモンスーンの時期に入り、局地的な豪雨が発生することがあります。
7月
7月4日は独立記念日のため、当日は花火が上がります。
独立記念日に重なる週末はホテルの料金が高くなるので、予約の際は注意です。
そして7月の気温は45℃以上を記録する日が出てくるほど相変わらず外は暑いです。
さらに気温と反比例し湿度が10%以下までさがるので乾燥対策は必須です。
7月中旬まで日本人観光客は少なく、グランドサークルなどのツアーは少人数で催行される傾向にあります。
8月
世界中が夏休みの期間に入るため、観光客が非常に多い時期です。
ちなみに米国にはお盆休みはありませんので、8月中旬にホテル代が高騰することはありません。
避暑地としてはグランドキャニオンノースリムやブライスキャニオンへ観光に行くと標高が高いため、気温が低く非常に快適な時期です。
9月
ラスベガスではまだまだ暑いです。一日中冷房が必要な時期です。
大自然観光は来場者数のピークを迎えます。
人気のグランドキャニオンやザイオンには連日大型バスで観光客が詰めかけます。
9月はグランドキャニオンの気温がだんだん涼しくなると見込んでなのか、ヨーロッパからの高齢者が多く詰めかけます。
10月
ラスベガスは暑さが落ち着き、快適なシーズンを迎えます。
月末にハロウィーンがあることから、期間限定のお化け屋敷やハロウィーン用にデザインされた限定のお菓子を購入することができます。
グランドサークルは徐々に涼しくなってくるので、当日の気温を確認し、上着を持っていくとよいです。
毎年ラスベガスでの格好(真夏の格好)そのままで現地で痛い目を観る方が一定数いらっしゃいます。
雨がほとんど振らない季節なので自然観光にはうってつけの時期です。
11月
ラスベガスの夏は完全に終わり、冷房がいらない季節です。
11月はブラックフライデーがあるため買い物目的の方は大チャンスです。
▽【ラスベガスのアウトレットノース行き方】見どころを地元民が丁寧に紹介!
下旬にはサンクスギビング・デーがあり、レストランやバフェイ(食べ放題は)は当日に限りスペシャル・メニューを提供します。
グランドキャニオンやモニュメントバレーはだいぶ寒くなり、早い年だとサンクスギビング・デーあたりから雪が降ります。
12月
上旬はアメリカ人観光客も少なく、ホテル宿泊料が安いです。
一部のシルクドソレイユも休園し、年末の公演に向けて準備をすることがあります。
中旬から徐々に観光客が増え、ホテル側はバフェレストランを特別価格に値上げします。(年内まで)
部屋の代金はクリスマス・イブから急激に値段が上がり、大晦日でピークを迎えます。
大自然観光で寒さが苦手な方はデスバレーやグランドキャニオンウェストリム、セドナなどがオススメです。
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【ラスベガスベストシーズン】グランドサークル観光カレンダー(辛口評価)
グランドキャニオン | アンテロープキャニオン | モニュメントバレー | |
1月 | △ | △ | △ |
2月 | △ | △ | △ |
3月 | △ | △/光 | △ |
4月 | △ | 光 | 夕日 |
5月 | △ | 光 | 夕日 |
6月 | △/光 | 夕日 | |
7月 | △/光 | 夕日 | |
8月 | △/光 | 夕日 | |
9月 | △/光 | 夕日 | |
10月 | |||
11月 | △ | △ | △ |
12月 | △ | △ | △ |
△…雪が降る恐れがあります。
光…アンテロープキャニオンアッパーに光のビームが入ります。(時間限定)
夕日…夕日の景色がキレイな時期
グランドサークルベストシーズン
- グランドキャニオン5月〜10月
- アンテロープキャニオン3月〜9月
- モニュメントバレー4月〜9月
観光客の方に人気があり、天候によって景色が変わりやすい3つの観光スポットを紹介します。
3つとも一年中観光できる(閉園しない)ところですが、季節によって見え方が違います。
せっかくアメリカまで来た方に最高の景色を見ていただきたい!
そんな思いから詳しく紹介させていただきます。
グランドキャニオンベストシーズン5月〜10月
グランドキャニオンは標高が2000mあるため、一年を通して気温が低い時期が長いです。
ベストシーズンは5月下旬〜10月上旬、つまり春から秋までの期間です。
6月〜9月の時期は夕立もありますが、一時的なことが多いためあまり観光に問題はありません。
グランドキャニオンで気をつけたい時期は12月〜3月の間の雪の時期です。
ご覧の通り、全く景色が見えないこともあります。
また、大雪により公園が閉鎖される日もあります。
もちろん、毎日雪が降るわけではありません。
冬でも天候次第で観光はできます。
▽詳しくは以下の記事でまとめています。
アンテロープキャニオンベストシーズン3月〜9月
3月〜9月の間、天気の良い乾燥した日限定でアンテロープキャニオンアッパーに光が入ります。
多くの観光雑誌に使われているビームを一生に一度見てみたいという方は多いと思います。
日本では90年代globeやSPEEDがミュージックビデオで撮影した場所として認知され、
最近ではTV番組「世界の果てまでイッテQ」でイモトさんが紹介したことにより人気が爆発しました。
ビームが入るのはお昼の12時から13時の間のみ(時期によって変動)のため世界中からツアー予約が殺到して個人では予約不可能と行っても過言ではありません。
現在日本のツアー会社でビームの時間に観光できるの1社のみです。
ぜひ挑戦したい方はビームの見れるツアーに参加することをオススメします。
▽光のビームの見れるツアー
アンテロープキャニオンのあるエリアは毎年6月〜9月の間モンスーンの時期に入ります。
そのため局地的な豪雨が降り、その結果「鉄砲水」が発生します。
動画の鉄砲水は2013年に発生した記録的な大洪水(鉄砲水)です。
毎年ここまで鉄砲水がやってくるわけではありませんが、アンテロープキャニオンは谷底で万が一の際、逃げられないため安全第一でツアーを中止することが多いです。
ツアーの中止は現地ナバホ族の判断のため、遭遇してしまうと何もできません。
当日雨が降らないように祈るばかりです。
「夏場しか鉄砲水は来ないけど、冬も雨が降る日はあるよ。」
「結局夏でも冬でも雨が降るとツアーが中止になるので注意です。」
モニュメントバレーベストシーズン4月〜9月
モニュメントバレーのベストシーズンはズバリ4月〜9月の間です。
その理由は夕日に照らされたモニュメントバレーが最も美しく輝く時期だからです。
4月〜9月までは日照時間が長く、日差しが強いためモニュメントバレーの岩が真っ赤になり、コントラストもはっきりします。
一方10月〜3月の間は日差しが弱く、岩にあたる光が弱くボケてしまいます。
写真では区別しづらいですが、実際に観光して観るとまったく迫力が違います。
また日照時間も短く、すぐに岩に影が入ってしまうため、夕方はツアーに向きません。
そのためよく考えられたツアー会社は冬はあえて午前中にツアーを行うところもあります。
↑夕日がモニュメントバレーに沈んでいく様子を捉えた写真です。
これは冬の時期です。先程の2枚の写真の正反対の側をとらえたものになります。
ご覧の通り、夏と比べ冬の時期は付近の岩に日が沈むため、ますます夕焼けのモニュメントバレーの邪魔をしてしまうのです。
グランドサークルベストシーズンまとめ
- グランドキャニオン5月〜10月
- アンテロープキャニオン3月〜9月
- モニュメントバレー4月〜9月
大自然観光にこだわりがある方はぜひ上記の期間を参考にしてみてください。
もちろん上記以外の期間も素晴らしい景色を堪能できます。
今回は統計的に美しい景色が見えやすい時期をベストシーズンとして紹介しました。
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