

こんにちは!
ラスベガス在住のマーク(@rasubegasu_)です。
ラスベガスでホテルを予約する際に避けて通れないリゾートフィー。
今回は40のホテルを調査しリゾートフィーの金額をすべて紹介していきます。
<注意> 昨年2019年は8月に一部ホテルでリゾートフィーの値上げがありました。 当記事は2020年版としていますが、同じく8月頃に値上げされる可能性がございます。 |
目次
ラスベガスリゾートフィーとは

リゾートフィーとは2008年から一部のホテルで始まったサービス料のことです。
ホテルに泊まる旅行者が宿泊料とは別にリゾートフィー(サービス料)を払います。
リゾートフィーに含まれるサービス一覧
- インターネット使用料
- 市内電話
- FAX・コピー機の利用
- 新聞のサービス(ホテルによっては電子新聞)
リゾートフィーの内容は上記の通りです。
どれを見ていただいても普通のホテルであれば無料で受けられるサービスになります。
まして、ラスベガスで2〜3のサービスはまず使わないです。
人によってはレンタルポケットWiFiがあるのでインターネットサービスもいらないという方もいらっしゃいます。
ローカルカジノホテルでは水やコーヒーのサービス、フィットネスセンターが使えるようになると明記しているところもありますが、普通に考えてホテルとして当たり前のサービスです。
むしろリゾートフィーの紹介として明記するとセコいホテルだという印象を与えてしまいます。
リゾートフィーは拒否できるのか

残念ながらリゾートフィーは拒否することができません。
仮にサービスをすべて利用しないとしても必ず払わないといけないです。
しかも宿泊日数に応じて払うため、2泊3日で泊まる場合は2日分のリゾートフィーがかかります。
リゾートフィーは旅行者から非常に評判が悪く、過去には反対運動も起こりました。
ですが反対運動も虚しく、2020年現在ではリゾートフィー導入ホテルがどんどん増え結果ほぼ全てのホテルで導入されてしまいました。
ラスベガスリゾートフィー各ホテル料金一覧2020

ラスベガスのストリップ、ダウンタウンのホテルには13.38%の税金が発生します。(飲食は8.375%)
下記の各ホテルのリゾートフィーは税抜き表示で紹介しています。
MGMグループ

| ホテル名(A〜Z) | リゾートフィー金額(一日あたり税抜き表示) |
| Aria(アリア) | 45ドル |
| Bellagio(ベラージオ) | 45ドル |
| Circus Circus(サーカスサーカス) | 32ドル |
| Delano(デラーノ) | 37ドル |
| Excalibur(エクスカリバー) | 35ドル |
| Luxor(ルクソール) | 35ドル |
| Mandalay Bay(マンダレイ ベイ ) | 37ドル |
| MGM Grand (MGMグランド) | 37ドル |
| Mirage(ミラージュ) | 37ドル |
| New York New York(ニューヨークニューヨーク) | 37ドル |
| Park MGM(パークMGM)※旧モンテカルロ | 37ドル |
| Vdara(ヴィダラ) | 45ドル |
※金額は予告なく変更されることがございます。正確な金額は予約の際に再度ご確認ください。
シーザースエンターテインメント

| ホテル名(A〜Z) | リゾートフィー金額(一日あたり税抜き表示) |
| Bally’s(バリーズ) | 35ドル |
| Caesars Palace(シーザース パレス) | 39ドル |
| Cromwell(クロムウェル) | 37ドル |
| Flamingo(フラミンゴ) | 30ドル |
| Harrah’s(ハラーズ) | 30ドル |
| LINQ(ザ リンク) | 35ドル |
| Paris(パリス) | 37ドル |
| Planet Hollywood(プラネットハリウッド) | 37ドル |
| Rio(リオ) | 35ドル |
※金額は予告なく変更されることがございます。正確な金額は予約の際に再度ご確認ください。
その他ホテル(ダウンタウン・ローカルエリア含む)
| ホテル名(A〜Z) | リゾートフィー金額(一日あたり税抜き表示) |
| Aliante Casino Hotel(アリアンテカジノホテル) | 19.99ドル |
| Boulder Station(ボルダーステーション) | 17ドル |
| Cosmopolitan(コスモポリタン) | 39ドル |
| El Cortez(エル コルテス) | 14.95ドル |
| Elara(エララ) | 25ドル |
| Encore(アンコール) | 39ドル |
| Fremont Hotel(フリーモントホテル) | 16.99ドル |
| Gold Coast(ゴールドコースト) | 20.99ドル |
| Golden Nugget(ゴールデンナゲット) | 29.50ドル |
| Green Valley Ranch(グリーンバレーランチ) | 39ドル |
| Hard Rock(ハードロック) | 33ドル |
| M Resort(エム リゾート) | 24.99ドル |
| Main Street Station(メインストリートステーション) | 16.99ドル |
| MonteLago Village(モンテラゴ ヴィレッジ) | 28.25ドル |
| OYO Las Vegas(オヨ)旧フーターズ | 19.95ドル |
| Nobu Hotel(ノブホテル) | 39ドル |
| Palace Station(パレスステーション) | 21.99ドル |
| Palms(パームス) | 31.99ドル |
| Palms Place(パームスパレス) | 31.99ドル |
| Plaza Hotel(プラザホテル) | 18ドル |
| Polo Towers(ポロタワーズ) | 28ドル |
| Red Rock(レッドロック) | 39ドル |
| Sahara Las Vegas(サハラ)旧 SLSカジノ | 37.95ドル |
| Santa Fe Station(サンタフェステーション) | 22.59ドル |
| Signature at MGM(シグネチャーMGM) | 37ドル |
| Silver Sevens(シルバーセブンス) | 29ドル |
| Silverton Hotel(シルバートンホテル) | 18.99ドル |
| Skylofts at MGM Grand(スカイロフト) | 37ドル |
| South Point Hotel Vegas(サウスポイント) | 21ドル |
| Stratosphere(ストラトスフィア) | 33ドル |
| Suncoast(サンコースト) | 24.99ドル |
| Sunset Station(サンセットステーション) | 20.99ドル |
| Texas Station(テキサスステーション) | 17.91ドル |
| The D(ザ・ディー) | 20ドル |
| The Orleans(オーリンズ) | 20.99ドル |
| Trump(トランプ) | 35ドル |
| Venetian(ベネチアン) | 45ドル |
| Waldorf-Astoria(ウォルドルフ アストリア) | 45ドル |
| Westgate(ウェストゲート) | 33.54ドル |
| Wynn(ウィン) | 39ドル |
※金額は予告なく変更されることがございます。正確な金額は予約の際に再度ご確認ください。
ラスベガスリゾートフィーはなぜ導入されているのか?

そもそもなぜラスベガスのホテルにリゾートフィーがあるのでしょうか?
その理由はより多くの旅行客の奪いあいが大きな理由です。

「え、?リゾートフィーで宿泊代が高くなるのにお客さんが来るわけないよ!」
実はリゾートフィーを導入することでその金額分、販売サイト上で宿泊費用(見せかけの金額)を安く提示することができます。
その結果、安さにつられ沢山の旅行客がそのホテルを予約します。
いわばリゾートフィーはホテルの集客に一役買っていることになります。
<ホテル比較サイトにおける金額表示> Aホテル リゾートフィー導入前
Aホテル リゾートフィー導入後
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ラスベガスリゾートフィーは金銭トラブルの火種

ここで悪質なのはリゾートフィーを小さく注意書きにして表示しているサイトがあることです。
予約した際には気づかず、ホテルのフロントで請求されることもあります。
ご予約の際はホテル予約の請求書にリゾートフィーが含まれているか確認が必要です。
含まれていない場合は当日支払いが発生することがあります。
また旅行会社を通じて予約した場合、お客さんが混乱しないように予めホテル代金にリゾートフィーを含んで金額を出している会社もあります。
いずれにせよ旅行会社に確認するなど、当日金銭トラブルに巻き込まれないように注意です。
実際ホテルスタッフの中にはすでにリゾートフィーを払ったにも関わらず、確認せず更に要求してくる人もいます。
ラスベガスリゾートフィーの今後

上辺だけの安い金額につられホテルを予約しようとすると結局リゾートフィーなど諸々お金がとられ当初の予定金額よりも高くなってしまいます。
何も知らない旅行者であれば、リゾートフィーは当然発生するものだというふうに捉える方もいます。
このように如何に見せかけの金額を安くして、リゾートフィーで儲けるかというラスベガスホテルのセコい商法です。
2020年現在ではほとんどのホテルが導入済みのため、大きな流れとして今後もリゾートフィーは続くと思われます。
もう一つの流れとしてはエアビーアンドビーのような民泊の台頭も考えられます。
とにかく安く宿泊したい人にとってエアビーアンドビーなどの民泊はベストな選択肢です。
Uberなどライドシェアが普及したことによって、多少立地が悪くてもラスベガスでの観光は全く問題になりません。

「ラスベガスのホテルのやり方はセコいよ。」

「駐車場も有料化されたし、ラスベガスに来る人が減ってしまったら元も子もないよね。」

「ラスベガスの上手いところは世界的ビッグイベントを立て続けにしかけ、
来訪客をホテルに泊まらざるをえない環境にしているところです。」
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