こんにちは!
ラスベガス在住のマーク(@rasubegasu_)です。
当記事はラスベガス近郊の観光地ミード湖での楽しみ方を紹介します。
この記事には以下の内容を紹介しています。
「ラスベガス近郊で観光できるところはないかな?」
「ミード湖ってどんな遊びができるの?」
【ラスベガス】ミード湖の場所と行き方
ミード湖
営業時間:24時間入場可能(ビジターセンターは9:00〜16:30)
入園料:車一台につき25ドル(国立公園年間パス利用可能)
ラスベガス・ストリップからミード湖までは車でおよそ40分〜50分。
帰りはタクシーやUberを呼ぶことが困難なので、レンタカーでの移動になります。
道中、高速道路を使いますが、ラスベガス周辺の高速道路はすべて無料です。
ミード湖の入園口に到着すると車一台につき25ドルの入園料がかかります。
【ラスベガス】ミード湖とは
ミード湖はアメリカで最も大きな(貯水面積が広い)人造湖です。
ラスベガスにある全ての水はミード湖の水を利用しています。
ラスベガスから車で40〜50分の距離にあるため、レジャーで多くの地元民&観光客が訪れます。
ラスベガスは砂漠の街で海はありませんが、ミード湖でマリンスポーツを楽しむことができます。
ラスベガスでは船舶免許がいらないので、誰でもかんたんなレクチャーを受ければ、自由にボートの操縦ができます。
過去に芸能人では嵐の大野智さんが、船の操縦と魚釣りに挑戦されていました。
【ラスベガス】ミード湖ディナークルージング
ミード湖・ディナークルーズ
時間:18:30〜20:30(火・木・日曜日のみ)
期間:3月中旬〜10月末まで
金額:一人60ドル+ミード湖入園料(自家用車1台につき25ドル)
実際のタイムスケジュール
18:15 乗船
18:30 出港
18:54 夕食
20:36 到着
クルージング、ジェットスキー、釣り、船上パーティなどミード湖での楽しみ方は人それぞれです。
今回は日本から旅行で来た人でも参加しやすいディナークルージングを紹介します。
ディナークルージングの内容はシンプルです。
最大200人乗りの船でフーバー・ダム間を往復し、移動中の景色を楽しみながら食事やお酒が飲めるサービスです。
乗船料と食事付きで60ドルのため、ラスベガスホテルの食事とほとんど変わらず料金は決して高くありません。
ストリップの喧騒を離れ、水辺でゆっくりしたい。自然を楽しみたい方にぴったりの観光スポットです。
ラスベガスからミード湖までの行き方
ラスべガスから東へ約50Km。
高速道路(無料)を使ってミード湖を目指します。
デイナークルーズの出港時間は18:30ですが、ツアー側のアナウンスでは30分前には到着するようにとのこと。
当日は日曜日で、車が少なく運転しやすかったです。
ミード湖に行くためには必ず通る街があります。
フーバーダム建設の労働者のために作られた街ボールダー・シティです。
ボールダー・シティは小さな街で何もないですが、映画”ララランド”のミアの故郷という設定で名前が使われました。
映画の重要なシーンでボールダーの街が登場しますが、実際はサンタモニカでの撮影です。
”あの図書館”はボールダーに存在しませんので、映画ファンは注意です。
ボールダーの街を抜けると、前方に湖が見えてきました。
まもなく到着です。
ミード湖につくと入園料を払うための料金所があります。
入園料は1車両あたり25ドルです。車に何人乗っていても料金は一律です。
国立公園の年間パスを買った人は無料になります。
入園後も湖までは少し距離があります。およそ5分ほど運転が続きます。
道が分かれる度に看板がありますので、お間違えなく。
ミード湖クルージングにいざ乗船!
クルージングツアーの看板が見えました。
クルーズ船も200人乗りで小さいため、船着き場も小さめです。
当日は外気温が41℃という酷暑でしたが、建物の中はしっかり冷房が効いています。
ただお客さんの出入りが多いため、寒くなるほど冷房は強くありません。
待合室に到着するとカウンターで予約の確認をし、チケットを渡されます。
クルージングは前もって料理を準備したり、スタッフの人数を決めるため、完全予約制です。
↑こちらが乗船チケットです。
サイズは封筒と同じくらいあり、かなり大きいです。
乗船間際に確認し、あとで回収されます。
ちなみに待合室のお手洗いですが、あまり清潔ではなかったです。
クルーズ船の中にもお手洗いが4ヶ所あり、水栓でスペースが広く清潔でした。
お手洗いはクルーズ船の中で利用した方がベストです。
18:15出港15分前に乗船開始です。
船の作りはシンプルで、1Fがレストラン、2Fはレストラン兼バーラウンジ。
屋上はイスが並べられており景色を楽しむことができます。
ディズニーランドにある蒸気船マークトウェイン号に外観が似ています。
クルーズ船の名前はDesert Princess号です。(砂漠のお姫様)
貸し切りで船上で結婚式やパーティも開けるそうです。
乗船する前に参加者は全員記念撮影をします。
(影の中ですが、写真は大丈夫なのでしょうか…?)
撮影した写真は食事中に紹介され、一枚20ドルで購入することができます。
↑写真はサンプルです。撮影した写真が全員に公開されるわけではありません。
乗船すると、指定されたテーブルに通されます。
すでにテーブルには前菜のサラダが準備されています。
ローズマリー入りのパンも最初から準備されています。
メインディッシュ
- グリル・ガーリック&ハーブ・チキン
- レモンペッパー・サーモン
- プライムリブステーキ
- カヴァタッピ・パスタ
サラダとパンを食べている間に、ウェイトレスがメインディッシュを何にするか訪ねてきます。
メインディッシュは4つの中から一つを選択します。
私は夫婦で参加し、それぞれチキンとステーキを選択しました。
メインディッシュの選択が終わると準備ができるまで自由行動です。
メインディッシュは用意の準備ができると、船内のマイクでアナウンスしてくれます。
船の屋上です。
きれいにイスが並べられています。
陽が沈みはじめていますが、気温41℃のため、日差しが当たるところはまだまだ暑かったです。
また船の屋上は風が強く、温風ドライヤーの風にあたっているようでした。
クルーズ船の航路は岩石のある陸沿いをひたすら進み、フーバダムの手前まで行きます。
夕日に当たる岩の色の変化が美しかったです。
タイミングによって岩の上に動物を発見することもあります。
写真にはありませんが、ビッグホーンシープに遭遇しました。
写真中央がフーバー・ダムの柵と橋です。
残念ながら当日はまだ明るく、ライトアップはされていませんでした。
日が沈む時期が早い3月や10月に来るとライトアップされているかもしれません。
ミード湖ディナークルージングのメニュー
プライムリブステーキ
8オンス(226g)のプライムリブです。
アメリカにしてはサイズが小さめです。
ホースラディッシュのクリームソースか、肉をブロイルして作ったソースの2種類で食べることができます。
肉は非常に柔らかく、味もワンパターンにならずとても美味しいです。
グリル・ガーリック&ハーブ・チキン
マルサラソースがかかったチキン(左)は個人的にあまり口に合わなかったです。
他のメインディッシュである、サーモンやパスタは食べていませんが、おそらくステーキが一番美味しいのではないでしょうか。
チョコレートケーキ
アメリカ特有の甘〜いチョコレートケーキです。
私はだいぶ慣れましたが、初めて食べる人は好き嫌いの分かれる甘さです。
クリームとチョコが何層にも分けられ、さらにキャラメルソースがかかっています。
ケーキのサイズはアメリカにしては小さくむしろ日本のケーキサイズに近いです。
デザートは季節によって変更し、今回はチョコレートケーキかストロベリーケーキの2択でした。
ストロベリーケーキ
イチゴのジャムとソースが入っているストロベリーケーキです。
チョコレートケーキよりも甘さが抑えられているため、アメリカの甘いケーキが苦手な方はこちらがオススメです。
デザートが終わると、会計です。
すでに予約時に会計をしているのですが、アメリカなのでチップを払います。
チップは15%〜20%とあります。
デイナークルージング一人あたり60ドルを基準に何%チップを払うか計算するといいと思います。
また追加料金のアルコールを頼んだ方はこのタイミングで領収書が渡されます。
ディナーのあとは夕日鑑賞をしたり、バーラウンジで会話を楽しんだり人ぞれぞれの時間を過ごします。
ミード湖があるエリアはラスベガス同様に雨が降らないため、天候を気にせずクルージングが楽しめます。
湖の上のため、波がたたず船の揺れもありません。
午後8時36分。 約2時間のクルージングを終え、船着き場に帰ってきました。
あたりは真っ暗闇です。
港と違い、湖のため陽が暮れると周りはほとんど灯りがありません。
クルージング後は各自車で40〜50分かけてラスベガスに帰るだけです。
ミード湖ディナークルージングの良かった点とイマイチな点
ディナークルーズの良かった点
- 優雅な気分を味わえる
- 英語が必要ないため日本人でも楽しめる
- ラスベガスから近い
1. 優雅な気分を味わえる
湖で景色を楽しみながら食事ができる。
まさに非日常体験を気軽に行うことができます。
ミード湖にはたくさんのボートがあり、その所有者の多くはユタ州の富裕層です。
ユタ州の富裕層は夏場船を浮かべてゆっくり休日を過ごすそうです。
ラスベガス旅行中に現地アメリカ人の余暇の過ごし方が垣間見えます。
2. 英語が必要ないため日本人でも楽しめる
船の上から景色を観ることがメインのため英語はほとんど使いません。
食事の際の注文時のみ英語が必要ですが、ウェイトレスも外国人のお客さんに慣れているため、丁寧に案内してくれます。
3. ラスベガスから近い
ディナークルージングは往復の移動時間も含め4時間あれば、楽しみことができます。
レンタカーを借りる予定のある方は気軽に参加できるためオススメです。
フーバーダムとセットで観光するとよりミード湖のクルージングをより楽しめるはずです。
ディナークルージングのイマイチな点
- 豪華さに欠ける
- 日が沈むと何もない
1. 豪華さに欠ける
ディナークルージングと聞くと、豪華客船に乗れるイメージがありますが、
ミード湖のクルーズ船はとても簡素で200人までしか乗船できません。
2. 日が沈むと何もない
ロサンゼルスやサンフランシスコなどの港と違い、周辺には何もない湖のため、日が沈むとまっくらになります。
レストランやバーは車で10分移動すればボールダー・シティにありますが、小さな街のため大した場所はありません。
ラスベガスが近いため、湖で遊んだ後はほとんどラスベガスのホテルに帰っていくのだと思われます。
ミード湖デイナークルージング基本情報
ディナークルーズの服装
ディナークルーズのドレスコードは”セミカジュアル”です。
ですが、実際はTシャツに短パンの方やドレスアップしているカップルなど様々でした。
タンクトップにサンダルなど極端にラフな格好でなければ大丈夫そうです。
ディナークルーズの客層
様々なお客さんが乗船していました。
参加者の多くは老後で余暇を過ごす夫婦。小学生くらいの子供を連れた家族。
新婚カップルなどです。外国人の乗船は少なく、アジア系は私だけでした。
おそらくまだ中国人や韓国人に認知されていないのかも知れません。
ちなみに私が乗船中、参加者の中に誕生日や結婚35周年記念の方がいらっしゃいました。
申込みの際に一言伝えると当日船内でアナウンスしてくれ周りから祝福の言葉をかけられます。
ディナークルージングおすすめの時期
オススメの時期は気温が高すぎず、日が長い5月頃が一番いいです。
私の参加した7月は気温が高すぎてデッキの観光が辛かったです。
また日が短いとすぐに真っ暗になるため、できるだけ日が長い時期を狙うと満足度が高くなります。
ディナークルーズの申し込み方法
Lake Mead Cruisesのサイトから直接申し込むことができます。
住所や電話番号の入力が必要ですが、基本的に連絡してくることはないので、滞在しているホテルの住所と電話番号でOKです。
当日は必ずパスポートを忘れないでください。チケットうけとりの際に本人確認で必要になります。
ちなみに今回はディナークルージングを紹介しましたが、日中のクルージングは一人28ドルで毎日催行しています。
ツアーでのクルージング参加方法
クルージングに興味があるけど、レンタカーを運転するのはちょっと…という方は
バスでフーバーダムを観光&見学し、クルーズ船に乗り換えミード湖を遊覧できる
ツアーです。
ランチクルーズになりますが、観光する内容は一緒です。
ミード湖付近はタクシーやUberを使うことができないため、
- ラスベガスホテル送迎
- フーバーダム観光
- ランチクルージング
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使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
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