こんにちは!
ラスベガス在住のマーク(@rasubegasu_)です。
当記事は辺境の地にある美味しいイチらーめんのレビュー記事です。
目次
【ラスベガス】イチらーめんハウスへの行き方
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イチらーめんハウス(Ichi Ramen House)
営業時間 11:30〜22:00 日曜日のみ21:00まで
店内の広さ:カウンター席8、テーブル席56
公式サイト:ichiramenhouse.com
当記事はラーメン辛口レビュー企画史上もっとも観光地から遠いお店イチらーめんハウス。
果たして訪れる観光客はどれくらいいるかわかりませんが、遠いからこそレビューの価値があると思いご紹介いたします。
訪れるシチュエーションとしては観光地マウントチャールストンの近くです。
マウントチャールストン自体も日本の観光客からはマニアックな場所ですが、標高があるため、炎天下のラスベガスの避暑地になっています。
冬はスキーを楽しむこともできるため、年間を通して観光できる場所です。
もしマウントチャールストンに行く機会がある方はこれから紹介するイチらーめんハウスのレビューが参考になれば幸いです。
「なんでわざわざ遠いお店のレビューなんかするの?」
「遠いからこそ、どんな味が気になるからね。」
「観光客がわざわざ高い交通費を払ってリスクをとることのないよう、ラーメンブロガーとして真っ先にレビューを書くことに価値があると思います。」
【ラスベガス】イチらーめんハウスへ実際に行ってみた
店内は思いの外広く、座席数は全て合わせて64。
前情報無しで訪れたのですが、日本の方が経営しています。
入口付近のカウンターに座りましたが、真夏でもしっかりエアコンが効いていて気持ちよかったです。
イチらーめんハウスのメニュー
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メニュー表のレイアウトも写真つきで見やすいです。
店員さんいわく豚骨ラーメンが一番人気とのこと。
ですが、今回はあえてシグネチャーラーメンの中で一番上に掲載されていた
とまとシーフードらーめん11.95ドルを選びました。
というのも、豚骨ラーメンが借りに美味しくても観光地から近場に美味しい豚骨ラーメンは沢山あるので、
あえて他のラーメン屋が出していない(ラスベガスでは)ラーメンの味を確かめたかったからです。
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今回サイドメニューはこれも他のラーメン店にない、クリスピーライス・ツナ 5.95ドルを選択。
一見アメリカ版寿司のようですが、いったいどんな味なのでしょうか?
とまとシーフードらーめん
とまとシーフードらーめん(Tomato Seafood Ramen 11.95ドル)
こちらがおそらくラスベガスで唯一のとまとシーフードらーめんです。
メニュー表の写真はスープが真っ赤でしたが、実際はクリームが混ざったような優しい色をしています。
いわゆる変わり種的なラーメンがラスベガスでも食べれる時代になりました。
トッピングはもやし、アサリ、海老、ホタテ、長ネギ。
スープの中にカットされたトマトや玉ねぎが入っていました。
では食べはじめる前にスープの温度チェックです。
なぜ温度を測るかというと、米国(ラスベガス)のラーメンはスープがヌルいと言われています。
スープがヌルい理由は「ラスベガス大全」で詳しく紹介されています。↓
参考記事:ラスベガスのラーメンのスープがぬるいワケと対処方法
結論から言うとトッピングの具材の温度管理の関係からスープが冷えやすくなります。
そのため、表面温度は60℃近くなりヌルく感じてしまいます。
一方スープの奥底の温度は違います。
最初にスープを飲む場合、奥底からすくって飲むとヌルくなく、むしろアツアツのスープが飲めます。
ちなみにラーメンの適温は70℃〜80℃といわれています。
とまとシーフードらーめんは温度が76.6℃ありました。
計測中はラーメンからしっかり湯気が出ていました。
これまで14軒のラーメン屋を巡りましたが、湯気がはっきり見えたのはイチらーめんハウスだけです!
まずはスープから。
クリーミーなトマトスープに魚介系のダシが効いていて美味いです。
トマトの酸味はほぼなく、やさしい味です。
個人的にはもう少し濃厚でもいいかなと思いましたが、食べ慣れていないアメリカ人の口にはクリーミーな味の方がウケるのかもしれません。
麺は中細麺で、こちらもグッドです。
スープに絡むことで改めてトマトクリームパスタに近い感じがします。
ただ魚介系のダシが効いているのでパスタよりは深みのある味です。
写真からは分かりづらいですが、海老もアサリも5個以上、ホタテもトッピングされており具材が豪華です。
魚介類の入手が困難なラスベガスでは贅沢な一品です。
カウンター席にあった調味料です。
私は今回は何もかけずにそのまま食べました。
とまとシーフードらーめんは辛さが0ですが、七味で辛くしてもいいかもしれません。
…ちなみに写真のコンセント、地味に充電できるようになっているのは嬉しいポイントですね。
クリスピーライス・ツナ
今回注文したサイドメニュー、クリスピーライス・ツナ 5.95ドル
この料理もイチらーめんハウスならではです。
4つで5.95ドルはローカルエリアとしてはちょっと高めの値段ですね。
全体的にはアメリカの寿司のようなルックス。
ご飯の上にスパイシーツナ(マグロの赤身に辛い調味料を加えたもの)ハラペーニョ。
うなぎのタレ、スパイシーマヨがたっぷりかかっています。
食べてみると、ご飯の底がおこげのようにこんがりして非常に香ばしいです。
いろんなソースが混ざり濃いめの味ではありますが、おいしい!
ハラペーニョがアクセントとなり、辛さだけでなくサッパリ感があります。
ある程度辛さはありますが、ヒーヒー言うようなほどではありません。
イチらーめんハウス お会計
1. クリスピーライス・ツナ | 5.95ドル |
2. とまとシーフードらーめん | 11.95ドル |
消費税8.25% | 1.48ドル |
合計 *チップを含んでません。 | 19.38ドル |
チップ 15%〜20% | 2.69〜3.58ドル |
当日はラーメン、サイドメニューともに高めのメニューだったためおよそ20ドル。
ですが、シーフードをふんだんに使っているため割高感はあまりありません。
イチらーめんはグループ企業で他に和食レストランを展開しているため、全体の仕入れコストを下げることができているのではないかと思います。
【ラスベガス】イチらーめんハウス 総評・辛口レビュー7段階
麺:★★★★☆☆☆
具:★★★★★★☆
量:★★★★★☆☆
立地性:★☆☆☆☆☆☆
サイドメニュー満足度(3段階)★★★
店内の清潔さ(3段階):★★★
ラスベガスマニア度(3段階):★★★
金額:7.95〜11.95ドル(2019年8月現在)
日本語を話す店員:あり
総合評価:★★★★☆☆☆(4.5)
お店に入った時にクーラーガンガンでアツアツのラーメンが出た時は感動しました。
実は日本人のオーナーのお店はエアコンが弱めなことが多いです。
(個人的には寒すぎるのも苦手ですが、気温40℃を超える真夏にエアコンが弱いと少し萎えます。)
メニューにも独創性があり、しかも美味しかったため高評価です。
ピーク時はテイクアウト客も多く、周辺住民にも評価が高いことが伺えます。
あえて言及するなら立地です。
もっと観光地やカジノホテルに近ければいいなあと思います。
今回は立地が悪いので総合評価を4.5と低めにしました。
知る人ぞ知る穴場ラーメン店、遠いですが、一度足を運べば決して後悔しない味です!
リピあり・なし
今回はリピありです!
当日はあえてトマトシーフードらーめんを注文しましたが、人気の豚骨ラーメンやベガスでは珍しいカレーラーメンも気になりました。
サイドメニューもまた同じものを食べてみたいです。
Uberやタクシーでは移動費がかかりますが、旅行中レンタカーを借りた方は少し遠出をしても食べに行く価値ありです。
イチらーめんハウス周辺にはショッピングモールがあるため買い物にも便利です。
イチらーめんハウス(Ichi Ramen House)
営業時間 11:30〜22:00 日曜日のみ21:00まで
店内の広さ:カウンター席8、テーブル席56
公式サイト:ichiramenhouse.com
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総合評価 | 店名 | 価格 |
★★★★★★☆(6.0) | 陣ジンヤ・ラーメン・バー | 11.00〜18.00ドル |
★★★★★☆☆(5.0) | ラーメン空(北海道の名店) | 8.00〜10.90ドル |
★★★★★☆☆(5.0) | Montaラーメン | 6.95〜7.95ドル |
★★★★★☆☆(5.0) | ラーメン嵐 | 7.95〜11.95ドル |
★★★★★☆☆(5.0) | ラーメン匠(ショウ) | 10.00〜14.00ドル |
★★★★★☆☆(5.0) | Sojoラーメン | 8.95〜12.95ドル |
★★★★★☆☆(4.5) | ラーメンKobo(Montaラーメン姉妹店) | 8.95ドル〜 |
※評価やランキングは個人的見解になります。
総合評価はラーメンの味だけでなく、価格、立地、サービスも考慮した総合点です。
金額はあくまで目安です。
ラスベガスは物価上昇が激しいため毎年金額が変わります。